2016年4月22日

水虫薬の正しい使い方

暑くなってくると発症しやすいのが“水虫”です。5人に1人は水虫といった報告があるほど身近な感染症です。そこで水虫薬の正しい使い方について紹介させて頂きます。

〔塗る範囲は?〕
薬の効果的な塗り方は、広い範囲に塗ることです。水虫は、たまたま今赤くなっているところがかゆいだけで、実は今見えている患部よりずっと広いところに水虫菌が潜んでいるのです。このため、かゆみなどの自覚症状があるところだけでなく、自覚症状が無いところまで広く塗って下さい。

〔いつ塗ったらいい?〕
塗る時間はお風呂上りが効果的です。入浴後は皮膚が清潔で、角層が柔らかくなっているので、薬が浸透しやすくなっているのです。

〔いつまで塗っていたらいい?〕
患者さんの多くは、塗り薬で治療している途中で、かゆみなどの自覚症状がなくなると薬を塗るのをやめてしまいます。しかし、治ったと思っていても、実はまだ角層には水虫菌が残っていることが多いのです。時間が経つとまた水虫菌が増え、再び症状が現れます。また、治療をしていない水虫の患者さんは、常に水虫菌を含んだ角層細胞が垢となってバラ撒かれます。このため同居している家族に水虫の人がいると、感染してしまいます。水虫は家族ぐるみで治療・予防することが大切です。