お好み焼きやﾎｯﾄｹｰｷを食べ、30分ほどして蕁麻疹や呼吸困難などのｱﾚﾙｷﾞｰ症状を起こす事故が、度々起きています。小麦に対するｱﾚﾙｷﾞｰが原因だと思われがちですが、ﾀﾞﾆが混入・増殖したお好み焼き粉やﾎｯﾄｹｰｷﾐｯｸｽ粉等を使用して調理したことが原因でした。1g中に1万匹ものﾀﾞﾆがみつかるｹｰｽもあり、ﾀﾞﾆｱﾚﾙｷﾞｰと自覚していない方でも注意が必要です。原因となった粉製品は、開封後数ｶ月から数年が経過していること、室温で保存していたことが報告されています。
ﾀﾞﾆは、餌・潜る場所・温湿度が揃うと1ｶ月ほどで爆発的に繁殖することから 「粉類は1ｶ月以内に使い切る、もしくは密閉した状態で冷蔵庫のような低温環境で保管する」必要があります。ご自宅の粉類の保管状況を確認しましょう！