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健康応援コラム

慢性の胸焼けは喉のガンのリスク

「喫煙」や「飲酒」は喉や声帯のがんになるリスクが高いことは以前から報告されていましたが、先頃、頻繁に「胸焼け」を起こす人も喉や声帯のがんになるリスクが高いことが報告されました。
 多量の飲酒や喫煙をしない方のグループでは、胸焼けの頻度が高いと喉や声帯のがんリスクが78%増大するとの内容でした。また、市販の制酸薬(胃酸を中和してくれる昔からある胃薬)の服用により同様のがんが41%低減することもわかりました。制酸薬により守られる効果は喫煙、飲酒、ウイルス感染とは独立したものであることが示唆されています。一方、病院で処方される胃酸の出過ぎを防ぐ薬にはがん発生予防効果がみられず、今後の研究結果が待たれるところです。

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