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健康応援コラム

就寝中は入れ歯を取り外すべき

 入れ歯を装着したまま寝る高齢者では肺炎リスクが上昇することが、日本大学歯学部の飯沼利光氏らの研究でわかりました。
 入れ歯を装着したままの人では、夜間に取り外す人に比べ、肺炎を発症する可能性が約2倍になっていました。
また、睡眠時に入れ歯を装着している高齢者は、歯肉炎などの問題が起こる可能性も高くなっていました。なお、入れ歯をしている人のうち、睡眠時に装着している人は41%でした。
 肺炎のリスクは、精神障害、脳卒中および呼吸器疾患の既往者で高まると言われていますが、発表者らは「夜間の入れ歯装着はそれらのリスクに匹敵する」と述べていました。
   Journal of Dental Research
   オンライン版平成26年10月7日

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