M

健康応援コラム

夏の食中毒発生第一位はカンピロバクター

 食中毒の原因と物質はウイルス・細菌・化学物質・寄生虫などありますが、高温多湿な日が続くと増加してくるのが、細菌が原因となる食中毒です。原因菌にはサルモネラ菌、カンピロバクター、黄色ブドウ球菌、ウェルシュ菌、腸管出血性大腸菌などが存在しています。これらの細菌のなかで、カンピロバクターによる食中毒は家庭に限らず飲食店でも数多く発生していて滋賀県でも今年4月だけで3件報告されています。
 カンピロバクターは、牛、ニワトリや豚などの腸管内にすんでいます。飲食店で発生したカンピロバクターによる食中毒は、鶏刺身、鶏たたき、鶏ユッケが原因となることが多く、家庭では加熱不十分な焼肉やバーベキュー、生肉から菌に汚染された野菜が原因となっていることがあります。症状としては、腹痛、下痢、嘔吐、発熱、悪寒などで多くの人が一週間程度で完治しますが、小児、高齢者や抵抗力が落ちた人では、まれに重症化する危険性があるので注意が必要です。具体的な予防方法としては、
・肉は十分に加熱(中心部を75℃以上で1分以上加熱)
・肉に触れた調理器具は使用後には洗浄
・肉を取り扱った後は手を洗う
といった、①加熱でカンピロバクターを死滅させること②カンピロバクターに汚染されている可能性のある肉からの二次汚染を防ぐこと、です。

あなたの健康の役に立ちたい。