健康応援コラム
各種治療指針でのアルコール摂取量の目安
節度ある適度な飲酒量の目安は、1日アルコール量20g程度とされています。アルコール量20gとは、ビール500ml・日本酒1合・ウイスキー60mlに相当します。
ただし、女性や高齢者ではこの量より控えるべきとされています。この基準は、アルコール消費量と総死亡率かを検討して算出されたものです。
[さまざまな病気のガイドラインに記載されている飲酒量]
1、高血圧治療ガイドライン
男性:16~24g/日以下
女性:8~16g/日以下
2、糖尿病治療ガイドライン
25g/日程度を上限の目安
3、脂質異常症治療ガイド
25g/日以下
4、動脈硬化疾患予防ガイドライン
25g/日以下
5、高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン
20g/日以下
これから年末に向けてお酒の席も増えてくることと思いますが、適度な量で、楽しくお酒と付き合いましょう。