暑さがさらに厳しくなり、ニュースなどでも「熱中症」に関する報道をよく見聞きする季節になりました。強い日差しの下で激しい運動や作業をした時だけでなく、高温多湿の屋内で過ごしている時にもみられています。
　対応が遅れると命に関わることもある為、熱中症対策を心がけましょう。
[暑くなる前の事前準備]
　1,気温・湿度の高くない日は、ややきついと感じる運動(少し汗をかく程度のウォーキングなど)を1日15～30分程度、1週間に3日程度行うと、汗が出やすくなり暑さへの準備ができます。
　2,室内に差し込む日差しを遮るためすだれなどを置きましょう。
[熱くなってからの予防対策]
　1,こまめな水分補給を！
　　喉が渇いていなくても定期的に補給しましょう。就寝中の寝室での熱中症発症も多く報告されています。
　2,扇風機やエアコンを用いた温度管理を！エアコンの無理な我慢は禁物です。
　3,大量の汗をかいた時は、冷えた水＋塩分補給を！
[特に注意したい人]
　乳幼児・高齢者
　肥満傾向の人　学校での熱中症事故は、その多くが肥満傾向の生徒であることが報告されています。
　体力・持久力の低い人　運動部では一年生に熱中症発症が多くみられています。
　体調の悪い人
　持病のある人
　熱中症になったことのある人