健康応援コラム
12月が発生件数No.1感染性胃腸炎ノロウイルス
例年、インフルエンザの流行が始まる前の初冬(11月から12月)に流行するのがノロウイルスによる感染性胃腸炎です。主な症状は吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、発熱などで、治療は対症療法に限られ特効薬もありません。
改めて感染性胃腸炎の対策についておさらいしておきましょう。
[感染を防ぐには]
1,食品はしっかり加熱 カキやシジミなどの二枚貝の調理は、十分に加熱しましょう。(中心温度85~90℃で90秒間以上の加熱※が必要です。)
※「大量調理施設衛生管理マニュアル」(厚生労働省)より
2,調理器具の除菌
3,調理や食事前、トイレの後の手洗い
指と指の間、爪の間、手首も洗いましょう。
4,患者の便や吐いた物は手袋とマスクを付けて処理
5,汚物が付着した床や壁は0.1%塩素系消毒剤ハイターで処理
キャップ2杯(20ml)のハイター原液5%を2ℓの水で希釈する濃度が最適。
ペットボトルを使うと調整が簡単!