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健康応援コラム

新型コロナワクチン接種時の副反応について

 新型コロナウイルスのワクチン接種がいよいよ始まりました。新しいワクチンの接種に不安のある方も多いかと思います。様々な不安要素はありますが、中でも重い副反応である“アナフィラキシー”が怖い、という方もおられるのではないでしょうか?
 アナフィラキシーとは短時間に起きる全身性のアレルギー反応のことを言います。ワクチン以外にも食べ物、医薬品や虫刺されなどによって誘発されることもあります。主な症状は、全身の発疹などの皮膚症状、呼吸器症状、血圧の低下や意識消失などがあり、その中でも血圧低下や意識消失が起こった場合を“アナフィラキシーショック”と呼びます。新型コロナワクチンによるアナフィラキシーについては、110万回接種中79件のアナフィラキシーが発生したが、ほぼ全例で回復したというデータが公表されています。
 令和3年4月末時点で日本人の新型コロナ感染者は約59万人、日本人の約200人に1人が新型コロナウイルスに感染したことになります。アレルギーや持病をお持ちの方はワクチンを打った方が安全なのか、打たない方が安全なのか、迷うことも多いと思います。自分のことを一番よく知ってくれている、かかりつけ医に事前に相談してから接種に臨まれるとより安心です。

あなたの健康の役に立ちたい。