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薬局内研修

ジェネリック医薬品供給不足について

13:00~13:30 演者:メーカーMR様

1,小林化工の水虫の薬に睡眠導入剤が混入した件、日医工は品質試験での「不適合品」を再処理して出荷したことなどから業務停止命令を受け、ジェネリック品の供給に影響を与えた。小林化工と日医工の2社でジェネリック医薬品供給全体の約10%を担っていたが、医薬品の出荷ができない状況が継続している。

2社ともに業務停止命令を満了して、業務再開しているが、安定供給される見通しは立っていない。他のジェネリックメーカーである、大手の沢井製薬、東和薬品はその穴を埋めるように、土日も工場を稼働させて、頑張ってくれているが、現状頭打ちの状況とのこと。

2,このような事件や問題が起きた原因は、医療費を抑える目的で、国がジェネリックの普及を大幅に進めてきたが、その増加に対応できる大量のジェネリック薬品を作るために、ジェネリックメーカーは工場も人もフル稼働していた。実際2人でのチェック体制が守られず、かなり無理な体制となっていた。国の政策の計画性も問題視されている。

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