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健康応援コラム

口臭の気になる方は舌のチェックを

日々、ご自身の舌の様子を観察されていますか?健康な舌の特徴はピンク色で白くうすい舌苔がある状態です。
舌苔とは舌の凸凹に存在する細菌や汚れの集まりで、舌の表面が白くなります。舌苔が厚くなると、口臭が気になったり、高齢者では細菌による誤嚥性肺炎の原因にもなります。
舌苔が付きにくい人と、付きやすい人がいますが、舌苔が付きやすい人の特徴として、「自然な姿勢の安静時、舌が低い位置に置かれている」「舌先が下の前歯の裏についている」「口呼吸をしている」などがあります。口蓋(上顎の内側の部分)と舌が離れていることで口蓋と舌が擦れ合わないため、自浄作用が働きません。いつも舌苔が多く付いているという人は、舌の位置や口呼吸をしていないか確認してみましょう。
もし、舌苔が厚く付いていたら、放置せず、舌ブラシを使って、舌の奥から手前に向かって優しくブラシをかけるようにして舌苔を落としましょう。またガムを噛むことで、唾液が舌苔を洗い流してくれるとともに、付きにくくするのでお勧めです。決して歯ブラシでゴシゴシ磨いて舌を傷つけないでくださいね。

あなたの健康の役に立ちたい。