新型コロナウイルスの感染者が再び増加し「第８波の到来」と世間で言われるようになりました。今秋、英国のユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究グループから新型コロナウイルス感染前の生活習慣と後遺症との関係についての調査結果が発表されました。

  最も影響の大きかった生活習慣が喫煙、次いで質の悪い睡眠でした。それぞれ後遺症リスクが8.4倍、3.5倍に高まると伝えられています。

( BMC Public Health, Vol.22 1716, 9,September,2022 )

        今年夏に流行中のオミクロン株は重症化する患者こそ多くないことが分かっていますが、倦怠感や頭痛・咳などの後遺症で苦しむ方は少なくありません。

  ワクチン接種やマスク着用、手指消毒、3密の回避といった従来の感染予防対策を続けるとともに、生活習慣を見直してみましょう。