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新型コロナ関連ニュース

新型コロナ後遺症 日本人4000人のデータ

12月14日、大阪大学大学院医学系研究科は、新型コロナに感染した4000人の後遺症に関するデータを報告しました。

 

コロナ後遺症で頻度が高いものは、「倦怠感」「息苦しさ」「味覚異常」「脱毛」「集中力低下」などでした。

 

発症から1ヵ月時点で、日常生活に支障をきたす症状のあった方は1.6%で、多い症状は、「倦怠感」「元通りの生活ができない」「脱毛」「咳」でした。また、何らかの症状が残っている方は、発症から1ヵ月時点で5.2%に、2ヵ月で3.7%、100日で2.5%となっており、多くの方が時間経過に伴い症状が改善していく傾向でした。

 

また、後遺症が残りやすい方の特徴は、新型コロナ急性期に重症だった方、ワクチン接種回数の少ない方で、性別ではやや女性に多い傾向がありました。これらは、海外の報告とも一致していました。

 

新型コロナとの共存を目指す社会となった今、登場している新型コロナ治療薬による後遺症リスク減少効果に関する報告を待ちたいところです。

 

あなたの健康の役に立ちたい。