健康応援コラム
趣味をもつことが認知症リスクを低下
趣味をもつことで認知症発症リスクを低下させる可能性があることが、日本人2万人超を対象に20年かけた研究で示されました。
Journal of Epidemiology 2022年5月14日
[今回報告された研究結果]
・認知症の罹患リスクは、趣味がない人に比べて趣味がある人は18%低かった。
・認知症の罹患リスクは、趣味がない人に比べて趣味がたくさんある人では22%低かった。
趣味を通して生きがいをもつことが認知症の発症予防につながると考えられています。従来から報告されている、以下の認知症リスクを減らすための生活習慣に合わせて趣味をもつことで、認知症を効果的に予防できる可能性が高まることでしょう。
[認知症リスクを減らすための生活習慣]
・血糖値を目標範囲にコントロールする
・血圧を目標範囲にコントロールする
・タバコを吸わない
・運動や身体活動を続ける
・健康的な食事を続ける