健康応援コラム
野菜と果物をたくさん食べている人は死亡リスクが低い
野菜摂取量の多い人は、死亡リスクが低いことが、国立がん研究センターを中心に20年かけた日本人の研究で報告されました。
Journal of Nutrition2022年6月28日
[報告内容]
・野菜摂取量の少ないグループに比べて、野菜摂取量の多いグループでは、全死亡リスクが7~8%低い。
野菜には、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれており、健康的な食品と言われています。農林水産省と厚生労働省が策定した「食事バランスガイド」、健康日本21(第2次)、どちらにおいても1日350g以上の野菜摂取が目標にされています。今回の研究結果でも、1日300g以上の野菜摂取が望ましいと報告されました。
最近はコンビニエンスストアの弁当やスープなどでも、1食で野菜を200g近く摂れるものも販売されています。うまく活用して積極的に野菜を摂るよう努めましょう。