健康応援コラム
夏風邪ヘルパンギーナ、滋賀県警報を発令
滋賀県は6月22日、乳幼児がかかりやすい夏風邪として知られるヘルパンギーナの感染拡大警報を発令しました。東京でも同警報が発令され、全国的に感染が拡大しています。滋賀県によると、6月12日~18日の定点医療機関あたりの患者数が基準値の6.00人を超える6.89人でした。なお、2022年までの5年間で最も高かったのが2018年7月30日~8月5日などの4.22人で、現在の流行がいかに拡大しているかおわかりいただけるでしょう。
ヘルパンギーナは38℃以上の発熱と、口内にできる水疱が特徴で、口の中の痛みにより食事を嫌がる子供さんが多いことから脱水にも注意が必要です。有効なワクチンもないことから、うがいや手洗いといった基本的な感染対策を行いましょう。