寒くなる冬は夏と比べて10㎜Hg程血圧の上がる方が多いようです。どうしてなのでしょうか?
寒くなると体の中の熱が逃げるのを防ぎ、体温が下がるのを最小限にするため血管が縮みます。血圧は心臓から押し出す血液の量と、血管の抵抗の2つの要素により決まります。寒さで縮んだ血管は、血管の抵抗を増やしてしまうことから、血圧が上がるのです。
[血圧=心拍出量×末梢血管抵抗]
その対策として、寒い間は塩分摂取をより少なくすると良いでしょう。
[減塩対策]
・醤油やソースは、直接かけず小皿に出し、付けて食べる。
・味噌汁は具沢山にする。