健康応援コラム
100歳以上 過去最多の9万5119人
厚生労働省は9月17日、全国の100歳以上の高齢者が9万5119人となったことを発表しました。前年より2980人増え、54年連続で過去最多を更新しました。男女別では、女性が8万3958人、男性は1万1161人で、女性が全体の約88%を占めています。都道府県別の人口10万人あたりの100歳以上の人数は、島根県が159.54人で12年連続で最も多く、最も少ないのは埼玉県45.81人と約3倍の開きがありました。
文字通り人生100年時代を迎えつつあります。健康寿命をいかに保つかがより重要となりそうです。内閣府の調査では、介護が必要となった要因は以下の通りとなっています。寿命には地域差も大きいことから、社会との関わりの差が重要となります。趣味や運動だけでなく、地域活動、ボランティア等が重要な鍵となるでしょう。
[介護が必要となった主な原因―65歳以上 内閣府]
第一位 認知症18.1%
第二位 脳血管疾患(脳卒中) 15.0%
第三位 高齢による衰弱 13.3%
第四位 骨折・転倒 13.0%