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薬局内研修

オラビ錠口腔用(ミコナゾール:MCT付着錠)

研修日時   令和6年10月7日月曜日13:00~13:30

 

 

・効能効果:カンジダ属による口腔咽頭カンジダ症

 

 

・用法・用量:成人には1回1錠を1日1回、上顎歯肉(犬歯窩)に付着(原則14日投与)

 1.同じ時間帯に使用する

 2.錠剤の曲面側を歯茎のくぼみに付着させる

 3.左右交互に付着させる

 

 

・禁忌:本剤成分に過敏症の既往歴あり(牛乳タンパク使用)

    ワーファリン・ハルシオン・リポバス・レザルタス・イグザレルト・ラツーダなど (フロリードと同じ)⇐CYP3A及びCYP2C9を阻害

    妊婦または妊娠している可能性のある女性

 

 

・副作用:悪心、口腔内不快感(ピリピリ)、味覚異常など

   カンジダ症ではそもそも苦みを感じやすい(オラビ自体は無味)

 

 

・MCTのゲル(200~400㎎)と付着錠(50㎎)では、1日量で4~8倍差があるが効果はほぼ同等である。総義歯の場合、付着錠では義歯床でカバーされている部分に薬剤が到達しにくい。

あなたの健康の役に立ちたい。