薬局内研修
花粉症患者への抗ヒスタミン薬投薬
研修日時:令和6年1月6日土曜日15:30~15:45
1,エピナスチンDSの出荷停止が続いており、けいれん既往の患者さんにレボセチリジンを処方するDrが増えてきているため、対応の微調整を行った。
以下は、てんかん・熱性けいれんでダイアップ常備中等の患者さんに、疑義照会なしにお渡しする。
・フェキソフェナジン(アレグラ)
・エピナスチン(アレジオン)
・ビラスチン(ビラノア)
・デスロラタジン(デザレックス)
・レボセチリジン(ザイザル)
・ロラタジン(クラリチン)
2,アレサガテープが発売され、前立腺肥大・緑内障・てんかん・熱性けいれんでダイアップ常備中等の患者さんに初回疑義照会するグループに加える。
以下は、前立腺肥大・緑内障・てんかん・熱性けいれんでダイアップ常備中等の患者さんには、初回照会を行う。
・べポタスチン(タリオン)
・オロパタジン(アレロック)
・セチリジン(ジルテック)
・ルパタジン(ルパフィン)
・アレサガテープ
・プソフェキ(ディレグラ)配合 禁忌:閉塞隅角緑内障、尿閉
・メキタジン(ニポラジン) 禁忌:閉塞隅角緑内障、前立腺肥大症
・エンペラシン(セレスタミン)配合 禁忌:閉塞隅角緑内障、前立腺肥大症
3,前立腺肥大として対応するのは以下の患者さんとする。
・α1ブロッカー服用中 タムスロシン・ナフトピジル・シロドシン
・5α還元酵素阻害薬服用中 デュタステリド
・PDE5阻害薬服用中 タダラフィル2.5/5
4,緑内障として対応するのは以下の患者さんとする。
・開放隅角緑内障と診断を受けていない緑内障患者さん
・眼圧降下薬使用中の方(正常眼圧の方も含めて)
・眼圧で経過観察受診中の方