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健康応援コラム

帯状疱疹ワクチンで認知症リスクが下がる

帯状疱疹ワクチンで認知症のリスク低下を示す研究結果が有名な医学術誌「Nature」に掲載され、帯状疱疹ワクチンを接種した人は接種しない人に比べ、認知症の発症率が20%低かったと発表されました。

 

現在のところ、認知症を予防できる治療法はなく、進行を遅らせる治療法も限られているため、ワクチンによって認知症のリスクを減らせる可能性があることは非常に大きいと示されています。

 

帯状疱疹は、疲れやストレスなどが原因となり、体内に潜んでいた水疱瘡のウイルスが再び活性化すると発症します。ひどい痛みを伴うことがあり、神経痛をはじめとする重い合併症がでる可能性があります。帯状疱疹ワクチンは2種類あり、それぞれ特徴があります。50歳以上を対象として各自治体で接種費用の助成も始まっていますので、ワクチン接種を行っているクリニックへ相談されることをお勧めします。

あなたの健康の役に立ちたい。