薬局内研修
ドーピング(令和7年5月10日実施)
研修日時:令和7年5月10日土曜日15:15~15:30
研修タイトル:ドーピング
1、2025禁止表国際基準で、常に禁止される物質には以下がある。
・S0無承認薬
・S1蛋白同化薬
・S2ペプチドホルモン、成長因子、関連物質および模擬物質
・S3ベータ2作用薬
・S4ホルモン調節薬および代謝調節薬
・S5利尿薬および隠蔽薬
2、禁止表国際基準に出てくる特定物質とは、競技力向上以外の目的で摂取又は使用される
可能性が高い物質のことである。
3、S1蛋白同化薬は禁止物質で、以下等が記載されている。
・男性化ステロイド薬 テストステロン、体毛用塗り薬(マクロゲンパスタ)他
・その他 β刺激薬として使用されるクレンブテロールも蛋白同化作用のある薬として
扱われる。
4、S2ペプチドホルモン、成長因子などとして、以下等が記載されている。
・エリスロポエチン受容体作動薬
・HIF活性化薬 マスーレッド、ダーブロック等
・成長ホルモン 美容分野(アンチエイジング)においても使用される
5、S4ホルモン調節薬および代謝調節薬として、以下等が記載されている。
・特定物質である物質
アロマターゼ阻害薬:アナストロゾール、レトロゾール
抗エストロゲン薬:バセドキシフェン、タモキシフェン
・特定物質でない物質
インスリン類他(インスリンはTUE申請が必要)
6、S5利尿薬および隠蔽薬として、以下等が記載されている。
・利尿薬
・バプタン類:トルバプタンなど
・デスモプレシン(ミニリンメルト)
・プロベネシド(ベネシッド)
例外として、ドロスピレノン(ヤーズ)、炭酸脱水素酵素阻害薬点眼(エイゾプト他)がある。
利尿薬および隠蔽薬とともにホルモテロール、サルブタモール、エフェドリンが処方される場合、TUEによる承認が必要である。