健康応援コラム
しもやけを食事で予防しよう
寒くて手が赤く腫れジンジンする、お風呂に入って温めるとチクチク痛痒い感じがする。寒さで血管が収縮し痛みが出てくる一方、温めると血流が一気に流れ出しかゆみが起こる。このサイクルを繰り返しやすい冬はしもやけになりやすく、秋から冬への季節の変わり目にも寒暖差が大きくなるためしもやけになりやすくなります。
男性よりも筋肉量の少ない女性は血行不良になりやすく、冷え性の方が多くみられます。窮屈なブーツや細めのパンプスを履いていることが原因で、血管が圧迫され末端の血行が悪くなっている方もいらっしゃいます。また、手足が冷たい末端冷え性の方も、しもやけになりやすい傾向があります。
そこで、冬は”黒”の食材がおすすめ。黒い食材は体を温めると言われています。例えば、黒豆・玄米・ひじき・くるみ・黒ゴマは冷えを改善し、血流を促してくれます。ビタミンたっぷりで体を温める効果のある玄米と、血液の流れを改善してくれる黒ゴマを一緒に食べるのはこの季節ぴったりの食養生です。
また、サバ・イワシ・らっきょう・玉ねぎ・にら・シナモンも血の巡りを良くするためにはおすすめです。ぜひ、これらの食材を普段の食事に常食として摂りいれていきましょう。