M

薬局内研修

テリルジー

13:15~13:45 演者:病院Dr.

1,臨床現場ではコントロール不良・不十分の患者さんが少なくない。特に残る症状は喘息症状であり、ステロイド量を増やすよりLAMAを使用することで改善が見られる。

2,FULFIL試験において、CAT・ACTの指数はレルベアよりもテリルジーを使用することで低下した。LAMAがM2受容体に作用することで、風邪の悪化を防ぐと考えられ、早期のトリプル製剤使用が勧められる。

3,吸入剤には2つのアドヒアランスがあり、一つは内服薬同様薬剤に対するアドヒアランス、もう一つはデバイスに対するアドヒアランスである。特に、デバイスは第一印象に大きく左右されるため、患者一人一人の形質・特徴に合わせた薬剤の選択と最初の服薬指導が大切である。「アドヒアランス良好≠誤操作が少ない」なので、ライフスタイルを邪魔しない吸入療法を提案する必要がある。

あなたの健康の役に立ちたい。