健康応援コラム
ロコモの話
“ロコモ”という言葉をご存知でしょうか。
正式名称はロコモティブシンドローム (運動器症候群)で、加齢に伴って筋肉・関節・骨などが衰えて要介護や寝たきりになってしまったり、そのリスクが高い状態を表す言葉です。「健康寿命の短縮」要因の1つであり、日本には予備軍を含めて4700万人が相当すると推定されています。
ロコモとの関わりが特に深い疾患は高齢者に多い骨・腰・膝の疾患で、骨粗しょう症や変形性腰椎症、変形性膝関節症があります。
以下の項目で、ロコモチェックしてみましょう。
□ 片脚立ちで靴下が履けない
□ 家の中でつまずいたり、滑ったりする
□ 階段を上がるのに手すりが必要
□ 掃除機の使用、布団の上げ下ろしが辛い
□ 15分以上続けて歩くことができない
□ 横断歩道を青信号で渡り切れない
□ 2kg程度の買い物を持ち帰るのが困難