新型コロナウイルスの変異株オミクロン株で、感染の主流になっている「BA.5」に対応した新たなワクチンが10月5日、承認されました。承認されたのは米ファイザー製で、「BA.5」と従来株に対応する2種類のワクチンが含まれたものです。すでに接種が始まっている「BA.1」対応ワクチンと「BA.5」対応ワクチンとで、合わせて8000万人分が各自治体に届く予定です。

Q1、どちらを打つか選べるの？
厚生労働省は各自治体に対し、使用するワクチンが「BA.1」対応ワクチンか、「BA.5」対応ワクチンかは明示する必要はないとしており、選択は難しいかもしれません。なお、守山市では、11月中旬頃より後から登場した「BA.5」対応ワクチンを、優先的に使用していく計画のようです。

Q2、どちらを打つのがいい？
厚生労働省はオミクロン株成分が含まれる2つのワクチンは、いずれも従来のワクチンを上回る効果が期待されていることから、接種可能なオミクロン株対応ワクチンを早く打って欲しいと呼びかけています。

Q3、接種スケジュールは？
オミクロン株対応ワクチンの接種対象は、従来のワクチンを2回接種済の、12歳以上の方です。当初前回接種から5か月以上経過している必要がありましたが、3ヵ月に短縮されています。この冬のインフルエンザとの同時流行に備え、オミクロン株対応ワクチン接種を済ませておきたいものです。