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健康応援コラム

日本人の善玉コレステロール値が改善

 もともと、日本人は欧米人に比べて、悪玉コレステロールが少なく善玉コレステロールが多いことから動脈硬化になりにくいと言われていました。しかし、戦後食生活が欧米化し、その後の高度経済成長期に運動量が大きく減少してからは、動脈硬化が原因となる心筋梗塞も増加してきました。
 そんな中、日本人の善玉コレステロール値がこの20年あまりで十数%改善されているとの発表がありました。血液中の善玉コレステロール値の平均が1989年と比べ男性は50から58に、女性は55から67に改善していました。
 今後のさらなる研究によって、善玉コレステロール増加の方法が明らかにされ、新たな動脈硬化の対策解明が待たれるところです。

あなたの健康の役に立ちたい。