スーパーに並ぶアボガドはメキシコ産が多く、旬は3～6月にかけてです。「森のバター」と呼ばれ、世界一栄養価の高い果物とギネスブックに認定されています。脂肪分が多くトローっとした深みのある味わいですが、この脂肪分は血液をサラサラにする不飽和脂肪酸です。食物繊維もたいへん豊富で、余分な水分を排出してくれるカリウムも含まれます。また、老化防止に効果的と言われるビタミンEを始め、各種ビタミン、鉄分などのミネラルなど女性にうれしい成分を多く含んでいます。

 

栄養豊富なアボガドですが、食べ頃が分かりにくい果物です。食べようと思って切ると、硬すぎたり変色していたりするケースも多いようです。硬すぎる場合は、牛乳で茹でることで食べ頃に変身します。サラダや刺身として生で食べるだけでなく、炒め物や味噌汁の具にしたり、鍋の鶏団子に混ぜて食べるのもお勧めです。

 

なお、切った時に黒く変色している場合は、カビが生えていることが多いため、食べずに捨てましょう。