厚生労働省は5月27日、新型コロナウイルスの感染によって得られる抗体の保有率が今年3月時点で64.5%と、初めて60%を超えたと報告しました。
年代により抗体保有率にばらつきがあり、若い世代で高いものの高齢者では低いことがわかりました。また県別では滋賀県が全国平均とほぼ同じ64.8%、トップは沖縄の77.6%、最低は秋田で50.0%と地域差も大きいことがわかりました。
今回の結果から、主に65歳以上を対象とした秋以降の新型コロナワクチン定期接種の重要性がさらに高まることと思われます。
【新型コロナ抗体保有率 令和6年3月】
16~19歳 80.5%
70歳代以上 30%台