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健康応援コラム

咳エチケット

寒い日が続いていますね。皆様体調はいかがですか?

 

冬は風邪をよくひくと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

 

では、なぜ冬になると風邪が流行りやすくなるのでしょうか?

 

気温が低くなり、空気も乾燥する冬は、ウイルスにとって生存しやすい時期です。さらに、ウイルスは湿度が低いほど水分を失って軽くなり、長い時間空気中を漂うことができるので、人と接触する機会が増えます。

 

また、寒くなると体温が下がり体の免疫力が低下したり、空気の乾燥に伴って鼻や喉粘膜が乾燥してしまい、本来ウイルスや細菌が入ってきた際に働く鼻や喉のバリア機能が低下します。

 

これらの影響で冬は風邪が流行りやすくなってしまうのです。

 

咳やくしゃみの飛沫により広まる感染症は多くあります。何も対処をせずに咳やくしゃみをすると、飛沫が2mほど飛散してしまいます。また、口や鼻を手で覆ってくしゃみや咳をした場合、飛沫が手のひらに付着します。その手でドアノブや手すりなど周囲を触ってしまうと、そこから他の人にうつり、感染が広がってしまいます。

 

ではどのようにすればよいのでしょうか?正しい咳エチケットについて確認していきましょう。

 

①マスクの着用

 自身の飛沫を広げないということは非常に重要です。鼻から顎までをしっかり覆いましょう。

 

②ハンカチやティッシュで口や鼻を覆う

 口や鼻をしっかり覆いましょう。使用したティッシュはすぐにゴミ箱へ捨てましょう。

 

③肘を折り曲げ、肘の内側に口や鼻を覆う

 なぜ肘の内側?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。実は、アメリカの小学校ではくしゃみや咳は肘で受けるように教えられているようです。とっさに手のひらが出る方もいらっしゃるのではないでしょうか?その後の感染拡大を防ぐためにも、肘の内側を使うことを意識してみましょう。

接触感染対策のため、こまめな手洗いうがい、手指消毒は必要です。感染対策をしっかり行い、この冬を乗り切りましょう。

 

参考文献

咳エチケット|厚生労働省

あなたの健康の役に立ちたい。