健康応援コラム
節電下の熱中症対策
日中の気温が高くなるこの季節、熱中症にも気をつけたいものです。熱中症は特有の症状もなく軽症段階では夏バテと感じる方も多いので注意が必要なのですが、節電対策が不可欠な中での熱中症対策はどのようにしていくべきでしょうか?
<事前準備 暑くなる前>
1,気温のそう高くない日には、ややきついと感じる運動(少し汗をかくくらいのウォーキングなど)を1日15~30分程度、1週間に3日程度行うと汗が出やすくなり暑さへの準備ができる。
2,運動の途中には水分補給もお忘れなく。冷たいものを摂取することで、体の中から冷やせる。
3,室内に差し込む日差しを遮るため、すだれを置く。
<暑くなってきた際の対策>
1,外気温が低い時間(夜間・早朝)に積極的に換気を行う。
2,庭への水まきによる気化熱を利用する。
3,寝るときに、発熱時用の冷たい枕を使用するのも効果的。
4,水で濡らしたハンカチや冷却グッズを活用し、首や脇を冷やす。
5,夜間は電力需給に余裕があるので、寝苦しい夜はエアコンを活用する。
6,のどが渇いてからではなく、定期的な水分補給を行う。
7,大量の汗をかいた時は、冷えた水+塩分を補給する。
8,塩分摂取用の飴も販売されているが日常生活では大量に汗をかくわけではないので、摂りすぎに注意する。