健康応援コラム
鼻水はどこからやってくる?
鼻水は、常に一定量が鼻の粘膜で血液から漉しとられる形で出ています。この粘液により、鼻から吸い込まれた空気中の塵などが粘着され、気道の奥に入り込むのを防いでくれています。
通常の鼻水の量では、自然に乾くことから鼻をかむ必要もありません。
しかし、カゼや鼻炎がひどくなると放出されたヒスタミンによって血管が拡張され漉される量が増え、とめどなく鼻水が垂れてきます。また、鼻粘膜がむくむと鼻づまりを引き起こします。鼻水と鼻づまりの程度が時間帯により変わるのは、鼻粘膜の腫れの程度と、水分の通りやすさに関わっています。
尚、カゼでもアレルギーでも、鼻水が出過ぎる時は、同じ抗ヒスタミン薬と呼ばれる薬が処方されています。