健康応援コラム
熱中症対策 発生場所の第一位は?
熱中症とは、高温多湿な環境で体内に熱が溜まり、めまいや頭痛、倦怠感、大量の発汗、さらには吐き気などの症状があらわれ、重症になると意識障害が起きる状態です。急に暑くなった日や、体調の良くない日、もしくは、暑さに体が慣れていないなどにより熱中症発症リスクが高まります。
東京都の2010年の調査結果は以下の通り意外な結果となっています。
[発生場所は?] 第二位の屋外(19%)をおさえ、第一位は住宅内(41%)です。戸建より集合住宅での発症が多く、特に集合住宅の最上階で多発しています。
[住宅内での発生場所は?] 第一位は「リビング」ですが、第二位は就寝中の「寝室」と続きます。集合住宅内では、夜中も昼間の温度が持続してしまうことが要因と考えられています。<2010年東京都調査>