おくすりを知ろう
おくすりの飲み方
乳幼児編
おくすりの飲み方の乳児編動画です。
おくすりをなかなか飲んでくれないたいち君。
そんな彼に強い味方が現れました。その名もおくすりマン。
一緒にわるいやつらをやっつけて、たいち君の体を元気にしようとするヒーローです。
二歳児編
おくすりの飲み方の二歳児編動画です。
小さなお子さんを持つ親御さんなら誰もが悩むのが、おくすりの飲ませ方です。この動画では薬剤師さんの分かりやすい説明と映像を交えて、様々な道具を使ったおくすりの飲ませ方や、ちょっとしたアドバイスを説明します。
よくあるご質問
朝、夕方帰宅後すぐ、夜寝る前の1日計3回、飲んでください。かぜなどで受診した際、大人の薬のように胃に負担となる成分を処方されることは少なく、通常は熱さまし又は痛み止め成分以外は、食後でなくても問題はありません。したがって、そのような成分が入っていなければ、上記3回で薬を飲んでください。 また、夕方帰宅後すぐと、夜寝る前の間隔は4時間以上空くのが望ましいので、保育園等で夕方の帰宅が遅ければ、お薬を飲む間だけ、お迎えの時間を早めていただくとより良いと思います。
小学校入学前の子供さんは飲めなくても構いません。小学校入学後は、下記の方法を試してみてください。
(1)缶詰めの粒コーンをコップの水で飲み込む
(2)1口大のゼリーの上に、キャンディー片をのせて、飲み込む
(3)OD(チュアブル)錠という口の中で噛み砕いて飲み込むお薬を病院で処方してもらい、ちょっとずつ大きいまま飲み込むようにしていく
特に(1)は、カップラーメン等で飲み込んだ経験もあり、スムーズにいく子供さんが多いので、おすすめです。
確かに、ステロイドの飲み薬を何日もたくさん続けたり、塗り薬をからだのあちこちに長い間塗っていると、体中の臓器に影響してしまい、副作用が出てくる場合があることがわかっています。しかし、点鼻薬・吸入薬といった、少ない量を一定部位だけに使用する分には、続けて使っても問題はありません。医師の指示を守って、正しく使ってください。
小学生以上なら、お願いしてみてください。
しかし、各剤形で、メリット・デメリットがあるので、全てが錠剤で処方してもらえるかはわかりません。その都度、医師に選択してもらうとよいでしょう。
〔メリット〕
・個々の患者さんに合わせた、きめ細かな量を設定できる
・飲み方のいろいろな工夫ができる
〔デメリット〕
・調剤に時間がかかる為、お薬の待ち時間が長くなる
・後味がよくないものがある
〔メリット〕
・子供用に味がつけてあり、飲みやすい
・個々の患者さんに合わせた、きめ細かな量を設定できる
〔デメリット〕
・調剤に時間がかかる為、お薬の待ち時間が長くなる
・後味がよくないものがある
〔メリット〕
・成分そのものの味がしにくいので飲みやすい
・携帯しやすい
〔デメリット〕
・子供用の製品が少ない
・子供にとっては飲みづらいこともある
・年齢や体重、症状に応じた薬の量の調整ができない
おくすりクイズ
- ①病院を受診
- ②別の薬を購入
- ③もう少し飲んで様子をみる
①病院を受診
解説今、飲んでいる薬が症状に合っていない、または違う病気の可能性もあります。速やかに病院を受診し、医師の診察を受けてください。
- ①市販薬は飲んだらダメ
- ②飲んでもいいが、花粉症の薬は中止して
- ③一緒に飲んでもいい
②飲んでもいいが、花粉症の薬は中止して
解説市販のカゼ薬(総合感冒薬)の多くに、鼻水止めとしてアレルギー症状を抑える成分が含まれています。効能が重なる可能性が高いので、一緒には飲まないでください。
- ①ご飯を食べながら
- ②食事の後、2時間くらい経ってから
②食事の後、2時間くらい経ってから
解説食事と食事の間に飲むという飲み方が「食間」です。これは胃の内容物が薬の効果に影響を与えないようにするためです。
- ①割る前に薬局で聞いてみよう
- ②いつも噛んで飲んでいるので大丈夫だろう
①割る前に薬局で聞いてみよう
解説苦くなるものや、充分な効果を発揮できなくなるものもあるので相談してください。コーティングにより苦みや嫌なニオイを隠すように作られている薬や、薬の効果が長続きするよう設計された薬もあります。そのため、自己判断で割ったり砕くと、効果が落ちたり副作用が出る危険性もあります。